タイトルの質問分かった方いますでしょうか?
答えは・・・
そう、クリエイティブディレクター/佐藤可士和さんです。ぼくが尊敬する日本人の一人。
佐藤さんがタイトルにある企業のブランドコンセプト作りを任されており売上を数倍~数十倍へと激増させています。なぜ佐藤さんがブランドを再構築すると売上がこれほどまで上がるのでしょうか。
佐藤可士和さんの経歴
佐藤さんの簡単な略歴をまとめました。
- 多摩美術大学美術学部卒業
- 博報堂へ入社
- 2000年 独立し㈱SAMURAIを設立
- 会社名は自身の名前である「士」に由来
- 2007年 明治学院大学客員教授
- 2008年 多摩美術大学客員教授
小さいころから絵を描くのが大好きだったようです。日清カップヌードル有名なキャッチコピー「Are you Hungry?」のCMで有名な大貫卓也さんに憧れて博報堂に入社し一緒に仕事をされたこともあるようです。
KASHIWA SATO – CREATIVE DIRECTOR / SAMURAI INC. TOKYO
実績
タイトルに書いた通り日本を代表する大企業、それもオーナー企業の心をがっちりとつかんでいます。それだけの実績と信頼があるのでしょう
並みいる大企業からの厚い信頼
ぼくらの生活上お世話になりまくっている企業からの絶大な信頼。もはやほとんどの日本人の生活のデザインが佐藤可士和さんによりされているのでは、と思うほどです。
実際にホンダのNBoxは軽自動車売上No1となっているし、ユニクロも世界一のアパレルメーカーとなり、セブンイレブンもコンビニの中で絶対的首位にいます。
つまり佐藤可士和さんのコンセプトをもとに実際勝ち組企業となっているのです。
何が優れているのか
ぼくの好きなTV番組であるカンブリア宮殿に何度か出演されている佐藤可士和さん。
その会社の持つ強み、拘りをトップとの対話を繰り返し深堀。それを元にコンセプトを洗い出す。
ヒアリングを元に、その企業の本質である一番良い所を選び、佐藤可士和さんがピカピカに磨き上げる。企業自身も気づいていない強みを使ったブランドコンセプトを作り上げる。
そして「自分がお客さんだったらと考えている」との言葉にあるように顧客目線を常に忘れない。ユニクロのレシートのデザイン一つにおいても拘り抜くその姿勢は感銘を受けます。
くら寿司においては制服にロゴマークを印刷し社員のモチベーションアップと意識改革を実施。目に入るものは顧客だけでなく社員自身も気持ちが変わります。「本当にブランドを作るのは社員」と佐藤可士和さんは言う。
思考
佐藤可士和さんの凄い所は、ただのデザインに終わるのではなく、その企業の本来持つべき拘り、強み、誇りをビジュアルにし、幹の太い一貫したコンセプトを作り出せることにあると思います。
社員、経営陣でさえ気づけない会社の持つ本当の良さを見つけ出し、磨き上げ、形にし、そして全社で実行に移す。絶大な信頼と実績があるからこそできる技ですね。
まとめ
今回のまとめ!
- 佐藤可士和さんの経歴
- 凄すぎる実績
- 絶大な信頼
- 優れている所
- 思考
可士和さんの持つ思考は非常に参考になります。
強みを磨けというのはピータードラッカー先生の言葉と重なります。
コロナウイルスで景気が落ち込む中、日本の企業が世界で活躍する姿はとても勇気をもらえます。その大企業を陰で支える佐藤可士和さんの活動にこれからも注目したい!