楽天証券の勢いが止まらない。
日本経済新聞の記事によると、楽天証券のこの1年間に預かり資産は76%も増加。コロナによる不景気により将来の不安からネット系の証券口座を開設し株式投資を始める人の増加。加えて楽天は楽天市場など楽天経済圏で使用できるポイント付与という優位性があり、そのお得さに惹かれる層に響いたものと思います。
ひと昔は証券口座を持っているのは富裕層か、退職したおじさん達のイメージがあったけれど、気軽に始められるネット証券が増え、且つ取引手数料を無料で始める会社も出てきた事と、コロナによる在宅で自由時間が増えた事が重なり、若者中心に投資ブームが来ています!
楽天証券が選ばれる理由
いくつかありますが、個人的にも使用しているので思うメリットは以下のとおり
- 投資初心者でも使いやすいアプリ、サイト運営
- 楽天経済圏で必要不可欠なSPUアップのため
- 投資信託買付に1%ポイントが付く(月5万円が上限)
- 日経新聞の電子版が無料で読める
個人的に一番のメリットは日経新聞が読めること。月額が約5000円なので年間6万円。多少の読みにくさはあるけれど、このコスパは凄い!
楽天証券 | ネット証券(株・FX・投資信託・確定拠出年金・NISA) (rakuten-sec.co.jp)
楽天証券の巧みさ
ネット証券最大手のSBI証券は2021年4月20日に25歳以下の顧客の株式売買手数料無料化を発表。松井証券と岡三オンライン証券など各社もこれに追随。
ただ楽天証券は追随せず。その理由は
- 楽天証券利用者の多くが積立NISAを活用した投資信託の利用客であること
- 25歳以下の顧客が多いわけではない
そのため無料化することの実質的な意味があまりない、と判断し追随しなかったようです。確かに証券会社にとっては手数料の無料化は売上・利益が減収してしまうので楽天証券の経営判断は個人的にいいと思います。
毎月1万円の節約は資産400万円に匹敵する!? – みるきぃ 身近な投資のおはなし (milky-happylife.com)
ガリバー野村證券VSネット証券
証券会社のガリバー野村證券の営業収益とネット証券大手5社との差がここ1-2年で逆転する可能性があるようです。
確かに今は1人1台スマホが当たり前の世の中なので、わざわざ高い手数料取られる大手証券会社よりもネット証券で自分でネットの情報を見て簡単に株式が買えてしまう時代。若い人はネット証券一択だと思います。
個人的にもネット証券はアプリが日に日に使いやすくなっているし、上記のとおり競争が働いて今後ますますユーザー側には便利なサービス、手数料無料化など使いやすくなっていくと考えられます。
今後の証券会社の大手とネット証券のガチンコ対決も目が離せない!