ジュニアNISA、小さなお子さんお持ちの方々なら聞いたことがあるのでは?
でもよく分からないうえに、2023年に廃止になると決まっていると聞いたし今更やっても・・・
と思っている方もいらっしゃると思います。
結論、今からでもジュニアNISAはやるメリットはあります!
今回はその理由3つと、おまけ情報2つを公開していきます。
- ジュニアNISAを理解できる
- 今からでもジュニアNISAをやるべき理由が分かる
- 非課税期間後、次のアクションプランも理解できる
目次
ジュニアNISAとは

2016年からスタートした「未成年者小額投資非課税制度」のことです。
主な概要は以下のとおり
利用できる人 | 日本に住んでいる未成年者 |
非課税対象 | 株式、投資信託等から得られる配当金・分配金や譲渡益 |
口座開設可能数 | 1人1口座 |
非課税投資枠 | 年間80万円 |
非課税期間 | 最長5年間 |
投資可能期間 | 2016年~2023年 |
運用管理者 | 口座開設者本人の二等親内の親族 |
払い出し | 18歳までは払い出し制限あり |
この制度、知名度が低いですよね。なぜ、そこまで人気が無かったのか?
それは単純に使いにくかったからです。
18歳まで払い出しが出来ない制限が付いたことで長期で資金が動かせないのを嫌った人が多かったのですね。
実際は長期運用するうえでは、「簡単に引き出せない」それが良い点なのですが・・・
廃止になるって?

ジュニアNISAは2023年に制度自体が廃止になると決まっています。
という事は、現在2022年なので、残り2年間しか出来ません。
廃止となるほど人気がない制度、果たしてやる必要はあるのでしょうか?
インデックス投資 握力強められるYOUTUBERベスト3 – みるきぃ 身近な投資のおはなし (milky-happylife.com)
あと2年でもやるべき3つの理由

残り2年間しかないなら、やる意味ない!と諦めるのは勿体ないと僕は思います。
その理由は以下3つ。
制度廃止により使いやすくなった
のど元につっかえた魚の骨のように嫌~な払い出し制限規制。
これがジュニアNISA廃止により、実質2024年以後なくなりました。
皮肉なものですが、それにより実質払い出しは子供たちが成人になるのを待たずに引き出せるので、自由度がアップ。心置きなく投資にチャレンジできます。
長期で非課税運用できる
子供が成人になるまで、つまり18歳までは非課税期間が使えます。
その為、お子さんの年齢小さいほど、長期で非課税のうまみを享受できます。
仮に3歳のお子さんがいれば、15年間は非課税期間が使えるのです!
非課税枠が大きい
積立NISAの非課税枠は年間40万円。
いっぽう、ジュニアNISAの非課税枠は年間80万円と、積立NISAの倍あります。
当然、各家庭により資金余裕度が異なると思いますが、お子さんが小さい時は、大きくなってからのそれとは違い、そこまでお金がかからず貯め時です!
学資保険に入るよりも、ずーーーーと効率良く資産運用が出来る箱がジュニアNISAだと思うので、保険に入る前に是非一度比較検討を!
おまけ情報

実際、僕自身は2021年からSBI証券にてジュニアNISAを始めています。
ジュニアNISA口座開設の流れ|SBI証券 (sbisec.co.jp)
我が家は子供2人いるので、
- 1人あたり80万円×3年=240万円
- 2人分の480万円を投資済。
- 銘柄はeMaxis slim全世界株式(通称、オール・カントリー)
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | eMAXIS (emaxis.jp)

残りあと1年160万円分を投資終えれば10年間は放置予定です(笑)
なにせ、長期投資が基本なので!
おまけ情報として2つ紹介します。
SBI証券のポイント投資も使える
僕も使っているSBI証券は、保有投資信託の金額に応じてポイントがつく「ポイントサービス」があり、ジュニアNISAでも活用しています。
- Tポイント
- ポンタポイント
- d Point
SBI証券|株・FX・投資信託・確定拠出年金・NISA (sbisec.co.jp)
上記を選ぶことができ、そのポイントを使って投資信託を購入できます!
僕の場合、1か月あたり100ポイント近くポイントもらえるので、そのポイントを前述のオール・カントリーの特定口座へ別途投資しています。
非課税枠ではありませんが、年間1,000ポイント近くもらえるので、ちりつもですが、コツコツ増えていくのが嬉しいです♪
非課税期間終了後の投資プラン
これは、目から鱗だったのですが、人気YOUTUBER、節約マスクことカオルさんの動画からの情報共有です。
この動画ではiDeco(個人型確定拠出年金)の使い方として、以下をポイントにあげています
- 子供が第一号被保険者※となったらiDeco掛金を2年間拠出
- 掛金額は年間816,000円(毎月68,000円)
- つまり2年で1,632,000円拠出
- 40年間の非課税期間が使える
- 年率7%で運用できれば2,000万円を超える
※第1号被保険者は、自営業者、農業や漁業の従事者などや学生で、国民年金の保険料を自分で直接納める人たち
個人型確定拠出年金(iDeCo)とは | 個人型確定拠出年金(iDeCo) | 楽天証券 (rakuten-sec.co.jp)
これって、ジュニアNISAとダブルでやったら最強なのでは?? つまり・・・
- ジュニアNISAで10年近くの非課税期間で運用
- 子供のiDeco口座をつくり18歳以後、資金をうつす
- 10年+40年=50年の非課税期間が使える!
- 子供が働くようになったら、子供自ら掛金拠出してもらう
我が家はジュニアNISAのほかに、学資保険での積立をやっているので、大学の費用は学資保険の取り崩しである程度まかない、ジュニアNISA分は、上記の方法を実践しようと検討しています。
あまり過保護にするのは良くない、つまり子供に安易にお金を与え過ぎないのが良いと認識していますが、上記方法は非課税期間をフルに使えるので、自分の好奇心的にもチャレンジしたいと思っています。
将来シミュレーションもあり、分かりやすく解説されているので是非動画もご覧下さい♪
最後に

正直、ジュニアNISAの口座作成は面倒だし、周りに相談出来る人がいなかったので、ネットで調べたりYOUTUBE見たり、苦労しながら口座開設に至ったのをよく覚えています。
僕のお勧めは、動画が分かりやすいと思うので、興味が出たら以下動画を見ると分かりやすいと思います。
BANK ACADEMYさんの動画は絵も可愛いし、説明も丁寧で非常に分かりやすいと思います。ジュニアNISAをやろうと決めたのもBANK ACADEYさんの動画がきっかけでした。
ペンギンの絵、癒されますよね~。水族館行きたくなります(笑)
著書も分かりやすいのでお勧めです。
