株式投資が巷でブームになり、会社でもチラホラ同僚や先輩が話をしているのが聞こえてきた今日この頃。
株式投資をやっていて避けては通れないNISAについて書きたいと思います。
結論、NISAはやらないと損!!特に積立NISAは長期投資にお勧めです。
NISAの種類
NISAは小額投資非課税制度の意味です。決められた一定期間における、一定金額の投資における株価の値上益、配当益に税金がかからない(=非課税)制度です。
ただNISAと一口にいっても実は種類がいくつかあります。現在扱っているのは以下3つ
今回は上記の積立NISAについて話していきたいと思います。
NISAの歴史
簡単にNISAの歴史を振り返り。
- 2014年 NISA制度が開始(=一般NISA)
- 2016年 ジュニアNISA制度が開始
- 2018年 積立NISA制度が開始
- 2024年 新NISA制度が開始予定
元々はイギリスにおいて1999年に小額投資を優遇する制度が始まり、これを参考にしたと言われています。語呂合わせですが「2月13日」はNISAの日のようです
NISA制度の違い
上記に書いたようにNISA制度は複数種類あります。
名称 | 期間 | 非課税期間 | 概要 |
一般NISA | 2014-2023 | 5年 | 一般株式・投資信託向け(年120万円) |
ジュニアNISA | 2016-2023 | 5年 | 19歳以下の子供を持つ親向け(年80万円) |
積立NISA | 2018-2037 | 20年 | 投資信託などの積立(年40万円) |
新・NISA | 2024-2028 | 5年 | 積立(20万円)+一般株式・投資信託向け(年102万円)の2階建て |
2014年のスタートから新たな制度、制度の改正など、利用者にとってはお得な内容がどんどん出てきました。
新・NISAについては分かりづらい部分多いと思うので以下をご参照ください。大和証券さんが分かりやすく解説してくれています。
新NISAが2024年から開始!現行のNISAとの違いは? | SODATTE(そだって)−子育てとお金の情報サイト− (daiwa.jp)
どちらがお勧め?デメリットは?
万人に通じる答えはないのですが、多くの人にとってのお勧めは積立NISA制度の活用です。それは以下のメリットがあるからと考えます。
- 長期で積立できる(20年間)
- 購入できる投資信託が厳選されている(外れ商品少ない)
- 年間40万円(月額3.3万円)は現実的
- 短期相場を気にする必要ない
積立NISAだけでもコツコツ継続すれば、800万円(40万円×20年間)もの資産運用が出来ます。且つ非課税で運用できるので年5%で運用できた場合1,370万円、年3%の運用でも1,094万円まで増やすことができます。
一方で積立NISA含むNISA制度のデメリットはこちら
損益通算とは株式取引での損失を翌年以降に繰り越すこと。損失が出ていれば翌年の利益と相殺し課税金額を減らすことができます。
総じて積立NISAが断然お勧めです。投資信託でコツコツ増やすことが出来るのは、ぼくのようなサラリーマンにとってチャートをずっと見ていなくてもいいので楽ちんだし、相場に一喜一憂しなくて済むのが大きなメリットだと思います。インデックス投資の記事も書いてみたので宜しければ一緒に見てください。
インデックス投資を始めたきっかけ – みるきぃ 身近な投資のおはなし (milky-happylife.com)
どうやって始めるの?
NISAは日本に住んでいる20歳以上の方であれば証券口座を作れば誰でも始められます。
まずは証券口座を持つ必要があります。そのうえで積立NISAの申し込みをします。
注意点としては証券口座は一人で複数持つことは可能ですが、NISA口座は一人一口座のみ。そして申込時に一般NISAか積立NISAのどちらか一つを選択する必要があります。
お勧めの証券口座は初心者であれば、楽天証券、もしくはSBI証券のどちらかであれば間違いないと思います。
楽天証券 | ネット証券(株・FX・投資信託・確定拠出年金・NISA) (rakuten-sec.co.jp)
SBI証券|株・FX・投資信託・確定拠出年金・NISA (sbisec.co.jp)
まとめ
今回のまとめ!
NISAは色々な種類がありますが、多くの人にお勧めなのは積立NISAです。
20年以上の期間、厳選された投資信託を積立出来るので安心して長期運用できます。40万円という金額も現実的に拠出可能な方も多いと思います。
ぼくも積立NISAは奥さんの分も合わせてフル活用しています。コツコツ積立てして資産をゆっくり育てていきたいですね!