投資

小金持ち 準富裕層5,000万円を目指す為に必要な「3つの力」

お金持ちの定義とは?

ベンツに乗っている人?、ロレックスを付けていればお金持ちなのでしょうか?

 

答えは違います。実は明確に定義があるんです。その定義は野村総合研究所から出ています。詳細は下記図の通り。

野村総合研究所、日本の富裕層は133万世帯、純金融資産総額は333兆円と推計 | ニュースリリース | 野村総合研究所(NRI)

マーケット分類としてこの5層に分類されます。(2019年のデータ)

  • 超富裕層(純金融資産5億円以上)/0.2% =大金持ち
  • 富裕層 (純金融資産1億円以上)/2.3% =お金持ち
  • 準富裕層(純金融資産5,000万円以上)/6.3% =小金持ち
  • アッパーマス層(純金融資産3,000万円以上)/13.2%
  • マス層(純金融資産3,000万円以下)/78.0%

特質すべきは超富裕層は0.2%に対して、マス層は78%と日本人の殆どは圧倒的にマス層だらけ、つまり純金融資産3,000万円以下の世帯が殆どという事。アッパーマス層以上は全体の22%というマイナーな存在となります。

ちなみに、この「純金融資産」とは借金を除いた金融資産が定義の為、住宅ローン等の借金は除かれます。高年収サラリーマンでも、実はタワーマンションの購入で5,000万円以上の住宅ローンがある世帯も多く、アッパーマス層以上では無いのです。

Youtubeで人気のひろゆきさんによれば5,000万円の金融資産を保有、つまり準富裕層になれれば人生楽ちんと言っていました。でも普通のサラリーマンが普通に暮らしていて5,000万円を作るのは中々に難しい。

https://www.youtube.com/watch?v=W9cPxXknsJw

しかし、僕が尊敬する両学長によれば、日本人であれば3つの力を鍛え上げれば準富裕層になるのは難しくはないと力強く語っています。

今回は準富裕層、つまり純金融資産5,000万円以上の小金持ちになる為の3つの力について纏めました。

今回は4000字超えの大作になったのでボリュームありますが、是非最後まで読んで貰えると嬉しいです。

3つの力の構成

小金持ちになる為には、以下3つの要素に分解出来ます。

そして、この3つの要素を以下の式にあてはめると、1年間で資産がどれ位増えるのか簡単に計算出来ます。

<3つの要素>

  1. 収入
  2. 支出
  3. 投資利回り

 

<資産の1年あたりの増加額>

①稼ぐ力 - ②支出 + ③資産×利回り

まずは上記を頭に叩き込んで下さい(笑)

上記の式でいうと、例えば①収入400万円、②生活費300万円、保有資産が100万円で③投資利回りが8%なら、

①400万 - ②300万円 + 100万×8% =108万円

となります。つまりこの人は1年間で108万円の金融資産を増やす事が出来ます。

 

シンプルだし、当たり前に見えますが、めちゃくちゃ重要です!この3つの要素を伸ばす力を鍛えれば、おのずと小金持ちへのロードマップが見えてきます。

では早速見ていきましょう!

1.収入=稼ぐ力

日本はバブル崩壊後、失われた30年とも言われずーーーと景気低迷してきました。

ここ30年、日本人の給与は上がるどころか、横ばいのまま。

1989年は452万円。約30年経過した2018年433万円と減っているという状況。しかも控除される税金は増えているので、実質的な手取りはもっと減っています。この失われた時間、お金は日本人にとって大きな痛手です。

図表1-8-2 平均給与(実質)の推移(1年を通じて勤務した給与所得者)|令和2年版厚生労働白書-令和時代の社会保障と働き方を考える-|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

 

日本の人口はこれから減っていくのが確実な為、日本という国自体が今後大きく経済発展するのも難しいと思われます。

そんな先行き暗い話ばかりしていても仕方ないので、稼ぐ力を鍛える為に、是非以下を実践していきましょう。

  • 転職活動してみる
  • 副業を始める
  • 投資を始める

上記はどれもこれまでの日本人の習慣だと始めにくいものばかり。でも転職して今よりも収入を上げたり、副業・投資をして収入源を給与の1つだけからでなく、複数からの収入源を確保できれば、より余裕を持った生活をもてるし、世の中の見え方が変わってきます。

僕は転職経験こそないものの、自分の市場価値を図るために転職エージェントへ登録して自分の経験・スキルの棚卸、募集している企業・業界を学んでいます。

またこのブログも副業のきっかけとなるよう始めましたし、株式投資も実践しています。聞いているだけ、他人がやっているのを見ているだけでは何も変わりません。

まずは行動していきましょう!

2.支出=貯める力

貯める力、すなわちお金を上手に工面する力。

僕は特にこの力が強いと思っています(詳細は後述)。そしてこの貯める力が、唯一自分自身でコントロールが出来る力なのです。

僕が実践しているのは節約というより倹約。辛い思いをしてお金を貯めるよりも、賢く楽しみながら、いかにローコストで生活できるかのゲームをやっている感覚です。

倹約の前に、僕が仕組みとして取り入れているのが財形貯蓄。会社の給与から天引きで引かれていて別口座にどんどん溜まっていきます。天引きされた中でやりくりする、これをするだけで天引きされたお金は確実に増えていきます。

 

この天引き制度でやりくり出来た後、次にやるべきは固定費の見直し。何故なら固定費は金額が大きいのに、気づかず時間が過ぎれば過ぎるほど沢山お金が手元から無くなってしまうから。固定費の項目は例えば以下

  • 家賃、車代
  • スマホ代、ネット代
  • サブスク代(アマゾン、Netflix等の動画系)

家賃だったら、許容範囲で駅から遠く、多少狭いけど家賃が安くなる所へ引っ越す。は保有からカーシェア、レンタカーへ移行出来ないか検討する。

スマホ代は、楽天を始め格安プランへ変更する。

サブスクは見る頻度高くないものを解約する。

毎月貯蓄に回す余裕がない人は、まず大きな固定費を削減する余地がないかどうか今すぐに検討し、すぐ行動に起こす。面倒だから後回しでは、お金はあなたの手元から出ていくばかりです。

 

固定費を見直したら次は、変動費。代表的な項目は、

  • 食費
  • 衣服
  • 交際費

食費で僕が実践しているのは、外食をあまりしない事、コンビニへ行かない、飲み会の二次会へは行かないの3点。

衣服は専らユニクロで買い物が多く、ブランド品は興味無くここ数年買っていません。

交際費は気の合う友人とたまにお茶や飲みに行く程度で、無理に知り合うを増やす為の飲み会や集まりには参加していません。

 

中にはつまらない人生だな、と思う人もいるかもしれませんが、僕は満足しているし、この生活を続けていると無駄なお金が手元から出ていく事が無くなりました。

3.投資利回り=資産運用力

最後は投資利回り、つまり投資を行う事です。

日本人は保守的な人も多く、投資=博打と思っている人も多いかと思います。でも資本主義経済の世の中、現在お金持ちになっている人達は、ほぼ全員が証券口座を持ち、投資を行っている方が大半です。

確かに個別株は財務分析の知識や、過去の株価トレンド等、時間をかけて勉強し身につけなければならない知識が多い事は確かです。また短期間で大きなリターンを求めると、その分リスクも大きくなり短期間で大きな額のお金を失うこともあります。

でも現代はインデックス投資という、低コストで且つ多くの銘柄にリスク分散されたまともな投資があります。これらの投資商品を毎月コツコツ購入する(ドルコスト平均法)というシンプルな方法で多くの方が年平均7~8%のリターンを得られる可能性があります。

知っていてやらない選択をしているのであれば理解できますが、知らずにやらないのは損なだけ。Line証券は日ごろ活用するLineを通じて気軽に株式投資を始められお勧めです。



運用資金1,000万を突破! その内訳と今後の方針について – みるきぃ 身近な投資のおはなし (milky-happylife.com)

日本人が小金持ちになれる理由とは?

実は日本に生まれた時点で僕らはかなりラッキーなんです!その理由は以下3つ。

  1. 平均的な収入を稼ぐチャンスがいくらでもある事
  2. 平均未満の支出でも、満足度の高い暮らしが出来るインフラが整っている
  3. マトモな投資をできる環境が整っている

特に②は海外に比べて本当に恵まれていると思います。

安くて、サービスの良いおいしい食事処が沢山ある、安全な水道水が無料で飲める、ゴミ収集をきちんとしてくれる公共インフラ、実費の3割負担で受けられる医療などなど。

僕は海外で生活した経験もあるので、日本人の当たり前に享受している生活環境・インフラ、この当たり前のレベルが物凄く高い事を実感しています。

そして近年は前述の通り、低コストで分散された投資商品に誰でも気軽に投資が出来る時代。この恵まれた環境をもってしても、文句ばかりで行動を起こさないのは流石に勿体ないと思います。

ちなみに僕の場合は・・・

僕は上記の戦闘力でいうと、

  • 稼ぐ力   〇
  • 貯める力  ◎
  • 資産運用力 〇

という感じで稼ぐ力、資産運用力はそこそこですが、貯める力は特に秀でていると自負しています。

それは元々僕自身がお金を沢山使わなくても楽しく暮らしていける性格に加え、奥さんはもっとケチ、いやお金を上手に工面してくれるので、お金があまり減りません。この圧倒的貯める力のお陰で30代でアッパーマス層になれました。

住宅ローンも組んでいるし、子供も小さく少し不便な場所に住んでいる為、車も中古ですが保有しています。お金は使うべきところにはしっかりと使っています。でも無駄なものは殆ど買いません。

両学長も言っていますが、上記3つの力が平均ではダメで全て平均より高いか、3つのうち1つが突出している人がアッパーマス層以上には多いとの事。

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最後に両学長の分かりやすい動画も共有します。

僕はこれを20回以上は見たと思います(笑)お金を増やすのはシンプルながら、なかなかに難しい。

でも増やすコツが身に付き習慣化すると、無理しなくてもドンドンお金が増えていきます。

お金が全てではありませんが、お金は自由の土台なので、将来の自由を得るために僕はこれからもコツコツと増やしていきたいと思います♪

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ABOUT ME
みるきぃ
東証1部企業に勤めるサラリーマン。 倹約が得意でコツコツ資金を増やしアッパーマス層に突入。 自身の経験を活かし、経済やお金の情報、お役立ち情報などを発信しています。 FP2級保有。米国・英国への留学経験あり。5年程中国・台湾で仕事もしていました。